５月２６日～２８日に静岡県の富士スピードウェイで開催された、ENEOSスーパー耐久シリーズ２０２３ 第２戦『NAPAC 富士SUPER TEC２４時間レース』に参戦したHonda Cars 東海／岐阜中央 様のレースメカニックのサポートとして、関西校と姉妹校の関東校の学園生８名が参加させていただきました。

２４時間耐久の決勝レースでは、序盤は順調に走行を重ね、予定通りピットインも行い、学園生もしっかり自身の役割を果たしていました。レース中盤で、他車との接触がありバンパーを破損したため、ピットイン時にテーピングにて補修後、コースに戻りました。その後、加速不良のトラブルが発生し、緊急ピットインを行い、原因究明と応急処理を施しコースインしましたが全開走行時にトラブルが再発しました。何度もピットインを繰り返し、対策を試みるも症状は改善しないまま時間が経過。明け方に他チームの車両クラッシュによるガードレールの破損があり、修復作業のためレースは一時中断となりました。トラブルが解消しないままの状態での走行は危険と判断し、一時、走行をすることの中断を決断しました。

走行中断中も故障原因の診断を続け、原因究明には至らなかったが全開走行でなければ症状が発生しないことから、レース終了直前に再度コースインし、チェッカーを受けることにしました。トラブルが原因不明のままレースを終える悔しい結果となりましたが、関西校と関東校の学園生は２４時間耐久レースのメカニックサポートを無事に終えることができました。

■Honda Cars 東海 様のモータースポーツのHPサイト

https://www.hondacars-tokai.com/motorsports/

■スーパー耐久シリーズの公式サイト

https://supertaikyu.com/

授業では決して経験できないレース場の緊迫感、それぞれの役割を果たすための個々に与えられた仕事への緊張感等、学園生はとても貴重な体験をすることとなりました。このような機会をご提供していただいたHonda Cars 東海／岐阜中央 様、誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。